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北京冬季五輪会場、グリーン電力の使用を開始

2019年07月04日

 首都電力交易センターの最新情報によると、国家体育館、国家水泳センター(水立方、ウォーターキューブ)などの北京2022年冬季五輪・パラリンピック会場及び関連サービス施設が1日、正式にグリーンな電力の使用を開始した。これは北京冬季五輪組織委員会と国家電網がこのほど五輪史上初となる全会場での電力100%グリーン化を発表してから、グリーン電力フルカバーを初めて実現した北京冬季五輪会場となった。冬季五輪のリハーサルと正式な開催期間中には、すべての会場で電力100%グリーン化が実現される。科技日報が伝えた。

 首都電力交易センターの責任者によると、北京冬季五輪会場グリーン電力供給契約式が今年1月30日に北京市で開かれ、北京冬季五輪会場の「グリーン電力取引」が正式に始まった。首都電力交易センターは3月に、2019年「グリーン電力取引」関連数値の計算を完了した。4月には北京冬季五輪組織委員会とのコミュニケーションと協議を経て、冬季五輪会場とグリーン電力取引の時間帯、電力量、取引の流れや手段などが確定した。6月のはじめには冬季五輪会場市場登録が完了した上で、競技場の利用者及び発電企業の専門的な研修が行われた。6月17日には正式に「2019年7−12月北京2022年冬季五輪会場グリーン電力直接取引」公告が正式に発表された。

 北京地区クリーンエネルギー発電企業は6月20日、冬季五輪会場と首都電力交易センタープラットフォームを通じて、グリーン電力取引を実施した。新エネ発電企業6社が冬季五輪会場利用者と取引を達成し、成約電力量は5千万kWhに達した。今年下半期の冬季五輪会場の電力の需要を完全に満たし、標準石炭の燃焼を1万6000トン削減し、CO2排出量を4万トン削減する見通しだ。

 国家水泳センタープロジェクト担当の李歓竹氏は「初めてのグリーン電力取引で多くの心配があったが、首都電力交易センターからの説明と研修、それから行き届いたサービスがあったため順調に新エネ発電企業と取引することができた。グリーン電力を使用すると同時に、電気料金を引き下げることができる」と述べた。

 張北風力発電や北京延慶地区太陽光発電などのクリーンエネルギーが会場に送られ、冬季五輪北京地区16会場の年間1億kWの電力消費の需要を全面的に満たすことができ、会場のグリーン電力使用率が100%になることが可能だ。

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