ホテルのシーツを何回洗濯したか知りたければスキャンしよう！

2019年07月09日

　ホテルのシーツやバスタオルが「チェックインのたびに新しいものに取り換えられているか？」というのは宿泊客にとって常に関心を抱く問題だと言っても過言ではない。このほど、「ホテルのシーツが何回洗濯されたかスキャンすればわかる」というトピックが微博（ウェイボー）の話題のトピックで1位にランキングし、注目を集めている。人民日報が伝えた。

　このほど湖北省武漢市で初のグリーン洗濯基地が正式に運営をスタートした。この基地では全てのタオルとシーツにチップが埋め込まれており、またQRコードもまもなくプリントされる予定で、ホテルの宿泊客はQRコードをスキャンさえすれば関連の洗濯情報をチェックすることができる。

　「布草（リネン）」とはホテルのベッドシーツ、布団カバー、タオルなどを指す総称。武漢市発展改革委員会（発改委）の関係者によると、現在武漢市のホテル業にはホテル3432軒が属しており、一部の高級ホテルが自身の洗濯室でリネンを洗濯している以外は、全て第三者企業に送って洗濯しているとした。

　取材した際、小さなものはタオルから、大きなものは布団カバーまで、その隅にはライターよりもやや小さいチップが縫い込まれているのを確認した。このチップは水や高温に強く、シーツやタオル、バスタオル、布団カバーに縫い込まれると、唯一の電子身分証の役割を果たし、「チェックインのたびに新しいものに取り換えられているか」という問題をよりクリアにすることができる。