自然資源部(省)が15日に明らかにしたところによると、昨年、中国の石油・天然ガスの確認された埋蔵量が下げ止まりした。新たに1億トン級油田が1カ所、1000億立方メートル級ガス田が3カ所、1000億立方メートル級シェールガス田が1カ所見つかった。経済日報が伝えた。
自然資源部が同日発表した2018年全国石油・天然ガス資源探査・開発状況報告によると、昨年中国で新たに確認された石油の埋蔵量は前年比9.4%増の9億5900万トン。うち新たに確認された石油の埋蔵量が1億トン以上の盆地は、オルドス盆地、渤海湾盆地(陸上)、ジュンガル盆地の3カ所。1億トン以上の油田はオルドス盆地の合水油田の1カ所。
天然ガスの新たに確認された埋蔵量は49.7%増の8311億5700万立方メートル。うち新たに確認された埋蔵量が1000億立方メートル以上の盆地は、オルドス盆地とタリム盆地の2カ所。1000億立方メートル以上のガス田は、オルドス盆地の蘇里格ガス田と米脂ガス田、タリム盆地の克拉蘇ガス田の3カ所。
報告によると、中国の石油・天然ガスの生産量は安定的に増加している。昨年の全国石油生産量は1.2%減の1億8900万トン。生産量が1000万トン以上の盆地は渤海湾(海域含む)、松遼盆地、オルドス盆地、ジュンガル盆地、タリム盆地、珠江口盆地。合計1億7600万トンで、全国の92.8%を占めた。
全国の天然ガス生産量は前年同期比6.4%増の1415億1200万立方メートル。うち30億立方メートル以上の盆地は、オルドス盆地、四川盆地、タリム盆地、ツァイダム盆地、松遼盆地、珠江口盆地。合計1263億4600万立方メートルで、全国の89.3%を占めた。