2019年07月29日-07月31日
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自動運転バスと清掃ロボット、都市の新たなライフスタイルを創出

2019年07月29日

 人工知能(AI)とロボット技術により、自動運転バス、清掃ロボットが都市の移動と清掃を支えている。科技日報が伝えた。

「未来号へようこそ!」。江蘇省南京市江心洲のロータリー交差点で、かわいらしい緑の小型車両が筆者の手前でゆっくり停止した。ドアが自動的に開かれたが、中には誰もいなかった。車に乗ると、道路に沿い前進した。カーブでは自動的に減速し、歩行者を自動的に迂回した。

 江蘇智行未来汽車研究院の華国棟院長は「未来号は複雑な環境の感知、スマートな政策決定、共同制御をサポートする。コントロールセンターからの指示に基づき、指定された道路で自動運転することができる。途中で障害物や歩行者に遭遇すれば、自動的に回避することができる。定員は最大7人、最高速度は時速40キロ。未来号の車体にはレーザーレーダー、ミリ波レーダー、ビデオカメラ、高精度衛星・慣性航法ナビゲーションなどが搭載されている。周囲の環境を感知し、自動運転車に周辺交通環境感知データと状態情報を提供することができる」と説明した。

 同研究院は南京理工大学、南京未来科技城の力強いサポートを受ける、政府・大学・企業が共同建設した自動運転・スマート運転研究機関だ。同研究院は現在、車両制御、環境感知、データ融合、ルート検索、ADASなどの分野における強い技術的蓄積、豊富な実践経験を形成している。AI及びスマート運転の科学研究成果を備えている。

 地下鉄と目的地の間の「最後の1キロ」問題を解消しようと、未来号は観光地の観光自動運転車、団地内の送迎などに用いられる予定だ。
1台のスマート清掃ロボットが6人分の働きをし、さらに自動的にスリープモードから目覚め、スマートに戻り充電を行う。南京未来科技城では、このようなスマート清掃ロボットがすでに半年以上も静かに働いている。予約の問い合わせをしようと、多くの取引先が訪れている。

 江蘇天策ロボット科技有限公司の劉育銘副社長は「この製品には自動運転能力があり、周辺の歩行者・車両・動物などの物体を自動的に感知することができる。さらに地上のゴミの種類及び負荷に基づき作業中の車速、回転ディスクの速度、送風機の出力などの作業パラメータを調整することができ、省エネ清掃を実現し、清掃業界のスマート化水準と作業効率を大幅に高めてくれる。またこのロボットは太陽光システムと結びつき、太陽光充電施設を作ることができる。これにより独自の発電・蓄電・使用の閉ループを形成する」と紹介した。

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