2019年10月21日-10月25日
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江西省、VR特色タウンを構築へ

2019年10月25日

 緑地南昌VR(バーチャルリアリティ)特色タウンの定礎式が20日に行われた。同期に開催された世界VR産業大会の多くの「思想の火花」が、ここで実際に応用され、江西省のVR産業発展、原動力切替・発展の新たなエンジンを作る。新華社が伝えた。

 南昌VR特色タウンの敷地面積は9平方キロメートルで、投資総額は約500億元(1元は約15.4円)。プロジェクトはVR産業発展の需要を方向性とし、VR企業サービスプラットフォーム、教育・育成プラットフォーム、産業団地を建設する。整ったVR産業発展の新たな生態チェーンを形成する。「会議・展示+応用」などの体験型経済を通じ、VRハードの製造やソフトの研究開発、コンテンツ制作、応用サービスの全産業チェーンクラスターを推進する。

 一方で、南昌VR特色タウンはVRスペースを公共スペースに導入し、全面的でオールタイムのVR展示・体験の場を構築する。また「VR+ヘルスケア」をテーマとし、雨水・洪水調節、生態スポンジ、健康運動を一体化させたスマート生態空間を作る。華為(ファーウェイ)技術有限公司がネットワーク、通信、クラウドコンピューティング及びビッグデータなどの情報通信技術を提供し、エリア内のスマート化管理、運営とサービスを実現する。

 江西省党委員会常務委員、南昌市党委員会書記の殷美根氏は「南昌VR特色タウンは南昌の産業モデルチェンジ・アップグレードを加速し、質の高い発展を実現する。VR技術の会議・展示、教育、医療、金融、文化・娯楽、スマートシティなどの各分野での応用にプラスだ」と述べた。

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