中国電信戦略・革新研究院で2日、小米科技(シャオミ)と中国電信(チャイナテレコム)が共同発起した5G共同革新実験室が正式に発足した。双方は技術やネットワーク、製品、生態の優位性を十分に発揮し、「5G+AIoT」分野の技術をめぐり、電子製品とスマートホーム製品の技術協力を積極的に展開する。5G関連のプレ技術研究を共同推進し、より多くの5G消費財をインキュベートし、シャオミ5G+スマートパーク産業生態を構築する。環球網が伝えた。
シャオミ副総裁を務めるグループ技術委員会主席の崔宝秋博士は「5G、AI(人工知能)、IoTという3大技術が歴史的に遭遇し、5G+AIoTが人々の生活の一部になろうとしている。シャオミは今後5年間で5G+AIoT分野に少なくとも500億元(1元は約15.5円)以上の投資を行い、先進的な技術と製品の開発を続け、AIoT、スマートライフにおける世界の先進水準の優位性を、スマートフルシーンの勝勢に転じる」と述べた。
中国電信集団政企部の劉穎部長は発足式で、「シャオミが当社の5G共同実験室に入居した最初の企業になったことを歓迎する。双方における優位性の相互補完により、スマートホームの協力からスマートコミュニティ、スマートシティの協力へと拡大する。「5G+AIoT」により汎スマート端末を共同で構築し、共同革新で未来のユーザーを開拓し、サービスを提供する」と述べた。
中国電信北京公司の肖金学社長は発足式で、「双方の5G分野における共同開発を推進し、スマートホームやスマート工場などの分野における5Gの革新的な応用を模索し、5Gの体験を向上させる。IoTの協力を掘り下げ、関連シーン及び製品を共同開発し、モジュールの協力を推進する。当社とシャオミは「5G+AIoT」によりシャオミスマート工場を建設し、スマート工場のベンチマークを共に打ち出す」と述べた。