PCR検査は新型コロナウイルスの臨床診断の重要な手段だ。春節後、山西白求恩(ベチューン)病院強化型生物安全2級陰圧実験室は、同病院の同任務を担当し、ウイルスに最も近い「戦場」の一つになった。中国新聞網が伝えた。
専門の看護師が、感染の疑いのある患者と感染確定者の咽頭ぬぐいを規範に基づき行い、検査に送る。医師は検体を密封するケースを開く前に濃度75%のアルコールでスプレー消毒し、さらに56°Cの水に30分浸し活性を失わせ、存在しうるウイルスの毒性を弱め、人員及び環境への危害を避ける。
正式にPCR検査を始める前、3級防護服を着用した医師が咽頭ぬぐい検体の入った試験管を取り出し、被験者の情報を詳細に確認しパソコンに入力し、検体の不活性化処理を行い、さらにウイルス感染のリスクを減らす。同病院検査科の戎建栄主任によると、検査には検体採取、検体の不活性化、試薬の準備、標本の作成、検査、設備の消毒といった段取りがあり、通常6時間近くかかる。
検査のすべての段取りにおいて、関連要求を守り消毒を行う。
検査担当者が核酸抽出を行う。
すべての検体の核酸抽出とシステム構築を終え検査装置に入れてから、実験担当者はようやくマスクを外し一息つける。
職員が検体を取った試験管を統一的に回収し、集中的に処理する。
同病院は現在まで新型コロナウイルスによる肺炎の368件の検体のPCR検査を終えており、臨床及び発熱外来に診断・検査の病原学的根拠を提供している。