2020年07月27日-07月31日
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火星に向かう「天問1号」、地球と月を同時に撮影

2020年07月29日

 国家航天局が28日に明らかにしたところによると、中国初の火星探査任務の「天問1号」探査機はすでに地球の重力の影響範囲を離れ、地球から150万キロ以上離れた惑星間遷移軌道に入っており、現在の飛行状態は良好だ。科技日報が伝えた。

 北京航天飛行制御センター飛行制御チームと中国航天科技集団試験チームは27日、緊密に連携し、同探査機を制御して地球から約120万キロ離れた場所から地球を振り返らせ、光学航法センサーを使い地球と月のイメージングを行い、地球と月の「記念写真」を撮影した。

 この白黒の「記念写真」では、地球が大きく、月が小さく、いずれも新月の形をしており、まるで広大な宇宙で互いに見守り合っているかのようだ。

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