積載量2000トン以上の重量物輸送列車2本が24日、世界最長の海峡横断道路鉄道併用橋「平潭海峡道路鉄道併用大橋」に相次いで進入し、間もなく使用開始される同大橋の負荷試験を行った。中国青年報が伝えた。
今回の大橋負荷試験は静荷重試験で、試験ポイントは計449カ所。試験内容には、主要航路橋とその他の2基の航路橋が各車輪の力を受けた際の応力や張力、変位などのパロメーターが含まれる。大橋の全体的な作業性能を調べ、検収・引き渡しに根拠を提供することを目的に行われた。
平潭海峡道路鉄道併用大橋は福平鉄道(福州〜平潭)のカギを握るプロジェクトで、世界で建設の難易度が最も高い海峡大橋だ。福平鉄道の総延長は88.433キロメートルで、年内の正式な開通を予定。福州から平潭島への移動時間は現在の2時間から1時間以内に短縮される見込みだ。