国家航天局によると、中国初の火星探査任務の飛行制御チームの制御を受け、火星探査機「天問1号」の25Nエンジン8基が28日午後10時、同時に点火された。無事に3回目の軌道途中修正を終え、軌道上で25Nエンジンの実際の性能を検証した。科技日報が伝えた。
3回目の軌道途中修正の目的は、深宇宙機動後に再び遷移軌道の微調整を行い、火星探査機が予定の時間に火星に接近できるようにすることだ。
天問1号は現在まで軌道上を97日飛行し、地球から約4400万キロメートル離れており、飛行距離は約2億5600万キロメートル。探査機の各システムはコンディションが良好で、地上測量制御・通信の各センターと観測所が正常に追跡を行っている。