湖北省襄陽市の中学生がこのほど、スマート衝突防止ベビーカーを発明した。発明者の劉傑さんによると、このベビーカーには主に自動ブレーキ、衝突防止、おむつ交換通知の機能がある。中国新聞網が伝えた。
劉さんによると、ベビーカーのハンドルと車輪には手を緩めると自動的にブレーキが掛かる装置がある。保護者の手がハンドルを離れると、サーボ機構がブレーキ装置を作動させベビーカーにブレーキを掛ける。ベビーカーの底部には湿度センサーがあり、湿度が上がると警報灯が点灯し、保護者におむつ交換を通知する。ベビーカーの前面には超音波測距センサーがあり、物体とベビーカーの距離が20センチメートル内になると、ハンドルのモーターが振動し保護者に速やかに防護措置を講じるよう通知する。
劉さんは、「この発明で保護者の不注意により、子供の身に危険が起きるという問題を解消したい」と述べた。
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