2020年12月21日-12月25日
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高速列車の新型「復興号」、まもなく雲南省で運用開始 車内Wi-Fiサービスも

2020年12月25日

 高速列車CR300AF型「復興号」2編成がこのほど、中国鉄路昆明局集団有限公司の昆明高速列車運用所に到着した。この車両型式の高速列車は時速250キロメートルで、車体は淡いブルー。現在、昆明局集団は運用前の準備として、この高速列車2編成に対し、技術者と高速列車整備士による運用前の試運転とメンテナンス・整備業務を行っている。中国新聞網が伝えた。

 中国鉄路昆明局集団有限公司・昆明高速列車運用所の唐雄技師は、「この高速列車の新型『復興号』は座席情報表示システムを新たに搭載。座席番号と座席の切符販売状況を表示することができ、座席無し切符で乗車した短距離利用の乗客が一時的に座る人のいない席を利用できるようにしている。また、車内Wi-Fiサービスが車両全体をカバーしており、8両編成のどの車両でも死角のない形でWi-Fiサービスを利用することを可能にしている」とした。

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