世界知的所有権機関(WIPO)がこのほど発表した報告書によると、2020年もWIPOを通じて提出された国際特許の出願件数が増加を続け、中国の出願件数が国別でトップだった。
WIPOの「特許協力条約」(PCT)の枠組みを通じて提出された国際特許出願件数は、イノベーション活動を推し量る重要な指標の1つとされる。関連データによると、20年にPCT枠組み経由で提出された国際特許出願件数は4%増の27万5900件に達し、これまでで最も多い件数となった。中国は引き続き同出願件数が最も多い国で、前年比16.1%増の6万8720件に達した。華為(ファーウェイ)技術有限公司の同出願件数は5464件で、4年連続で申請者の首位に立った。また中国企業10数社が申請者の50位以内に入った。