米NASAの科学ミッション本部のトーマス・ズルブチェン副本部長は15日、中国の探査機「天問1号」の着陸成功に祝意を表した。新華社が伝えた。
ズルブチェン氏はツイッターで、「中国初の火星ローバー・祝融号が着陸に成功した。中国国家航天局の天問1号のチームに祝意を表する」と投稿した。
「世界の科学界と共に、私は今回のミッションがこの赤い星の理解に重要な貢献をすることを期待している」とズルブチェン氏。
NASAの公式アカウントはその後、ズルブチェン氏の投稿をリツイートした。
ロシアのロスコスモスのロゴージン社長、フランス国立宇宙研究センター太陽系探査プログラム責任者のフランシス・ロカール氏も同日、天問1号の火星着陸成功に祝意を表した。
天問1号は祝融号と共に15日、火星のユートピア平原の南部に着陸した。火星に初めて中国の足跡を残し、中国の宇宙探査の重要な一歩を踏み出した。