2021年06月01日-06月04日
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ビッグデータが青海のCO2排出ピークアウトをサポート

2021年06月01日

 「プラットフォームにより重点企業のエネルギー消費データを調べることができるだけでなく、自宅の毎月の二酸化炭素(CO2)排出量を正確に調べることも可能だ」。国網青海電力インターネット部建設処の韓良煜処長は5月31日、青海省電力高頻度データCO2排出スマートモニタリング分析プラットフォームを立ち上げた。プラットフォームでは、折れ線グラフ、熱力学的チャート、バブルチャートなどの形により、青海省の各エリア・各業界のCO2排出状況が一目瞭然になっていた。科技日報が伝えた。

 青海省のCO2排出のフルパノラマ「画像」スタイルが実現されたのは、国網青海電力がリリース・運営する高頻度データCO2排出スマートモニタリング・分析プラットフォームのおかげだ。同プラットフォームは5月19日に正式にリリースされた。電力消費量とCO2排出の間にある内的法則と傾向を研究することで、初めて青海省全域の重点業界、産業及び住民の1日当たりCO2排出頻度のモニタリング・分析を実現した。

 電力ビッグデータはカバー範囲が広く、即時性と精度が高いといったメリットがある。「ビッグデータ+クラウドコンピューティング+ブロックチェーン+モバイルネットワーク」技術を応用したプラットフォームは、国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)のCO2排出パラメータの研究成果を基礎とし、大量の電力消費データ、企業の重要エネルギー消費、また過去20年間近くの石炭、油、ガスなどのエネルギー消費データを集め、青海省CO2排出モニタリング・分析モデルを構築し、全省の包括的CO2排出のオンラインモニタリングとスマート分析を実現した。

 韓氏は「従来の手段だと、CO2排出のモニタリング・統計が困難で、通常は1年の頻度で行っており、連続的かつ即時性の需要を満たせなかった。それに対し、プラットフォームを利用することで1日当たり、1カ月当たりのCO2排出の動的モニタリング・計算を実現できる。同プラットフォームはモニタリング・分析周期を短縮し、モニタリングの精度を高めた。同時にモニタリングコストを引き下げ、モニタリング効率を上げた」と説明した。

 プラットフォームは現在、青海省の8つの地級市(省と県の中間にある行政単位)の工業、交通、飲食など7大産業、鉄鋼、カリ肥料、コンクリートなどの5大重点業界をカバーしている。さらに全省52区・県の160万の電力消費ユーザーのCO2排出構造の同時計算と分析を実現している。

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