2021年06月21日-06月25日
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酒泉1000万kW級風力発電拠点が正式に完成

2021年06月25日

 「全市で建設され電力網に接続した風力発電設備容量は1045万kWにのぼり、全国の3.7%、全省の71.9%を占めている。1000万kW級風力発電設備容量の目標が真に達成された」。酒泉1000万kW級風力発電拠点の竣工式が24日、甘粛省酒泉市瓜州県安北第1風力発電所で開催された。これは酒泉1000万kW級風力発電の正式な完成を示している。科技日報が伝えた。

 河西走廊の最西端に位置する酒泉は、全国の開発可能な風力資源の7分の1を占めており、8000万kW以上に上る。酒泉は全国新エネルギー拠点と開発利用モデルエリアであり、甘粛省で最も早く風力と太陽光の開発・利用を開始したエリアでもある。1997年7月に正式に電力網に接続し発電開始した玉門三十里井子風力発電所は、全省で最も早く稼働開始した大型モデル風力発電所になった。国家発展改革委員会は2008年4月に、酒泉1000万kW級風力発電拠点計画報告を承認した。これは中国で初めて承認された1000万kW級風力発電拠点だ。酒泉1000万kW級風力発電拠点と100万kW級太陽光発電拠点は2009年、全面的に始動している。

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