国家管網集団がこのほど明らかにしたところによると、海南省環島（島一周）天然ガスパイプライン網東環線（文昌～瓊海～三亜ガスパイプライン）が正式に運営段階に入り、下流のユーザーへのガス供給を開始した。これは、中国初の環島天然ガスパイプライン網プロジェクトが海南省で稼働を開始し、海南省の「五網」（道路網、光通信網、電気網、ガス網、水道網）民生インフラ建設における「ガス網」プロジェクトが完成したことを示している。人民日報海外版が伝えた。
海南省内の15の市・県をカバーする海南省環島天然ガスパイプライン網は、総延長875キロメートル、設計ガス供給能力は年間41億立方メートル。海洋ガス、陸上ガス、液化天然ガスなど複数種類のガス源を同一パイプライン網に収めることを実現し、より多くの個人ユーザーと産業ユーザーにガス使用保障を提供する。