世界エネルギーモデル転換ハイレベルフォーラム2021が25日、北京市昌平区の未来科学城で開幕した。昌平区水素エネルギー産業イノベーション発展行動計画と水素エネルギー産業支援政策がその席上で発表された。その中で、世界をリードする水素エネルギー技術イノベーションの先端地域、水素エネルギー分野における国の戦略的科学技術力イノベーションの先端地域、中国一流の水素エネルギー先端技術発信地、キーテクノロジーに関する活動場所を全力で建設するとした。2025年までにコア技術の量産産業化を実現し、水素エネルギー産業の鍵となる部分の技術と応用を世界の先端レベルにするとした。北京青年報が伝えた。
フォーラムの席上で発表された昌平水素エネルギー産業イノベーション発展行動計画は、2025年までにコア技術の量産化を実現し、先端派生技術のストックを形成し、水素エネルギー産業の鍵となる部分の技術と応用を世界の先端レベルにするとしたうえで、国際的な影響力を持つ5−8社の産業チェーンリーディングカンパニーを導入・育成し、3社以上の水素エネルギー分野の上場企業をインキュベートし、300億元を超える産業チェーン収入の実現を打ち出した。
昌平区による水素エネルギー産業の発展支援に関する16件の政策措置が同時に発表された。その中で、水素エネルギーの鍵となるコア技術の研究開発を支援し、一部のボトルネックとなっているプロジェクトでブレイクスルーを起こす。国家級の重点実験室、検証検査センター、産業イノベーションセンターなどの重要プラットフォームの設立を推進し、水素エネルギー産業投資基金を設立し、市場化・社会化資本を導入し水素エネルギー産業の革新的な発展をサポートすると打ち出した。