中国一汽と中国航天科技集団はこのほど、国家体育総局冬運センターに国産ボブスレー「紅旗ボブスレー」を引渡した。これにより、国産ボブスレーが「ゼロ」のブレイクスルーが実現され、長期的に海外ブランドに独占されていた歴史が終わりを告げた。科技日報が伝えた。
この国産ボブスレーには2人乗りと4人乗りの2種類がある。2022年北京冬季五輪では中国の選手と共に栄誉に向かい邁進する。
一汽集団の関係責任者は、「紅旗ボブスレープロジェクトは、紅旗研究開発チームが初めてスポーツ装備研究開発を受託したプロジェクト。炭素繊維ボディ、シャーシ、制動、ステアリングなどのシステム、完成車設計及び製造基幹技術の難関を攻略した。溶接耐久性分析、締め具選択、構造強度の最適化、炭素繊維の最適化、CAE（Computer Aided Engineering）動作状態分析の設定などの難題を解消した」としている。