南方電網雲南電網公司の情報によると、8ヶ月の施工を経て雲南省澄江市の110kV尖山送電・変電プロジェクトがこのほど完成し、稼働開始した。これは雲南省で稼働開始した初めてのスマート変電所である。
110kV尖山変電所は、南方電網の16あるスマート変電所の1つだ。従来の変電所と比べると、スマート変電所の優位性は主にスマート操作、スマート点検、スマート安全といった面に現れている。同変電所は、動画監視システムの面では、スマート点検ロボットを採用し、決められたルート上の高圧室とメインコントロールルームを自動点検し、設備の故障を発見すると自ら報告する。スマートスイッチ自動制御システムの面では、従来ならば人の手で操作していたスイッチを電動で操作できるようにし、手間と労力を省いている。スマート継電器保護の面では、システム運営中の小規模な故障を自動的に隔離・処理し、人の手による操作を必要としない。
雲南電網公司玉渓電力供給局電網計画・建設部マネージャーの王付衛氏によると、110kV尖山変電所の稼働開始は、澄江市による電気自動車充電ネットワークの建設をサポートし、公共用充電インフラのサービス・サポート能力をさらに高め、撫仙湖景勝地及び周辺地域の省エネ・排出削減を効果的に促進する。
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