百度(バイドゥ)の「Apollo(アポロ)」の自動運転移動サービスプラットフォーム「蘿蔔快跑」が17日、正式に深セン市のイノベーションの中心地である南山区に進出し、市民向けに自動運転モデル応用移動サービスを提供する。中国日報網が伝えた。
計画によると、蘿蔔快跑の深センにおける常態化モデル応用が開放された後、ユーザーは蘿蔔快跑アプリにより車を呼び自動運転移動サービスを体験できる。初期では50ヶ所近くの乗り場を設置する。運行時間は午前9時から午後5時まで。2022年内に移動サービスエリア内の乗り場は300ヶ所以上に達する見通しで、現地住民の公共交通機関との乗り継ぎ、休日のビジネスエリアにおける送迎などの日常的な移動の需要をより良く満たせる。
百度傘下の蘿蔔快跑はすでに、北京市、上海市、広州市、深セン市、重慶市、長沙市、滄州市の7都市で、有人テスト運営サービスを開放している。新世代の量産型自動運転車「Apollo Moon(アポロ・ムーン)」も蘿蔔快跑の運営計画に組み入れられており、人々により豊富な移動の選択肢を提供する。