甘粛省の総発電設備容量は2021年末現在で6152万3800kWにのぼり、うち新エネは2896万5400kWで47%超を占めており、甘粛省最大の発電源になった。人民日報海外版が伝えた。
甘粛省はエネルギー資源の種類が豊富で、風力・太陽光発電技術の開発可能規模がそれぞれ5億6000万kW、95億kWにのぼり、全国で上位を占めている。甘粛省の「グリーンな電力」はすでに華中や華東などの地域の20省(区・市)に送電されており、外部への送電量は累計2100億kWhを超えている。
甘粛省はここ数年、「西電東送」(西部地域で発電した電力を東部地域に送電するプロジェクト)などの省・区を跨ぐ送電ルートの建設と結びつけ、送電側の電力網の構築を加速させている。超高圧送電網の建設を全力で推進し、新エネの消費・利用を促している。甘粛省の今年の新規発電設備容量は1400万kWにのぼり、新エネ総発電設備容量が4200万kWを超える見通しだ。