17フロアを垂直方向に昇降、バックし入庫する必要がない、自動車はエレベーターで指定のフロアに移動し駐車スペースを探す、全過程でスマート操作、自動車受取時間は平均わずか86秒......武漢光谷金融港公共駐車場が9月2日、ほぼ完成した。科技日報が伝えた。
人が密集する、都市機能エリアの中心地にある同スマート駐車場は、17フロアの垂直昇降式で、高さは45.4メートル、地下に1フロアを設ける。
同スマート駐車場は巨大な「ガラスのケース」のようで、スマート化立体機械車庫+関連施設の形式でつくられる。自動車は駐車場内を上下左右に移動し、テクノロジー感が十分だ。
同駐車場の駐車はシンプルで、初心者もストレスフリーだ。出口と入口は南北の両側にあり、それぞれ3つの駐車スペースがあるため3台の車が同時に入庫・駐車でき、バックする必要がない。自動車が入口の指定プラットフォームに入ると、ドライバーはエンジンを切り、車を降り駐車場を出る。自動車はその後、搬送装置によってシャフト内の「垂直エレベーター」に送られる。
駐車場の入口の駐車スペースと「垂直エレベーター」には複数のセンサーが設置されている。自動車が適切な位置に停まっているかを感知する上、1分当たり90メートルのペースで上昇し、システムによってスマートに分配されたフロアの駐車スペースに入る。全過程がスマートに操作され、自動車受取時間は平均わずか86秒で、駐車スペースを探し、さらにそこに戻る手間が省かれる。
同駐車場は現在、一般的な乗用車とSUVしか利用できず、それより大きな車種は駐車できない。使用開始後、周辺の駐車の需要を満たし、周辺住民により便利でスムーズなスマート駐車環境を提供する。