世界知的所有権機関(WIPO)の2022年版グローバル・イノベーション・インデックス(GII)の事前発表情報によると、世界5大科学技術クラスターのうち4つが東アジアにあり、その内訳は日本が1つ、中国が2つ、韓国が1つ。5つ目は米国にあることがわかった。WIPO中国が14日に明らかにした。また今回、中国は初めて米国と同じ21のトップレベル科学技術クラスターを持つことになった。ドイツは10、日本は5。中央テレビニュースが伝えた。
GIIは毎年、世界の130ヶ国・地域のトップレベルのイノベーション能力のランク付けを行う。今年9月29日の世界での正式発表を前に発表されたGII「科学技術クラスター」は、科学技術活動が最も集中している地域を明らかにするように全面的な研究を展開した。
今年のクラスターランク付けで前年より順位を最も大きく上げたのは中国の3つのクラスターで、それぞれ鄭州(15ランク上昇)、青島(12ランク上昇)、厦門(12ランク上昇)となっている。
科学技術クラスターは特許出願活動と発表された科学技術文章の分析によって決められ、世界の発明者と科学者が最も集中しているエリアを整理する。WIPOはジオコーディングにより科学技術クラスターの測位とランク付けを行い、文書から抽出した住所と名称にマッピングを行う。正確率は96%に達する。