工業・情報化部(省)及び3大通信事業者によると、今年の5G基地局を200万ヶ所新設するという目標はすでに計画以上に達成された。中央テレビニュースが伝えた。
中国情報通信研究院5Gイノベーションセンターの李珊センター長は、「9月末時点で全国の5G基地局がすでに220万ヶ所を超え、世界の60%以上を占めていた。中国の5Gユーザーはすでに5億人を超え、ユーザー全体の普及率は30%以上にのぼっており、今年の5G基地局を200万ヶ所新設するという目標はすでに計画以上に達成された」と述べた。
中国移動(チャイナ・モバイル)計画建設部サブゼネラルマネージャーの辺燕南氏は、「5G垂直業界応用が力強く発展し、すでに大規模発展の黄金期を迎えている。9月時点の5G商用化ケースの成長率が前年同期比100%を超え、1-2年前の合計より倍増している。5G専用ネットワークの売上は前年同期比140%増の20億元(1元は約20.3円)を超え、5Gがけん引したデジタル化情報通信サービス関連収入は250億元を超えた」と話した。
5Gは中国の国民経済97大類のうち40類をカバーしており、5G応用ケースは累計で2万件を超えている。計算によると、2021年の5Gが直接けん引した国内総生産は1兆3000億元、直接けん引した経済的付加価値は約3000億元で、新たな経済成長をけん引する重要エンジンになった。