中核集団によると、海南省昌江黎(リー)族自治県の陸上商用モジュール化小型原子炉「玲瓏1号」の原子力島(NI)設置作業がこのほど正式に着工した。人民日報が伝えた。
玲瓏1号は中核集団が研究開発し独自の知財権を持つ多機能モジュール化小型加圧水原子炉だ。今回設置作業が始まった原子力島は、原発全体の鍵となる部分だ。この小型原子炉は安全性が高く、建設期間が短く、柔軟性が高いといった特徴があり、分散型エネルギーとして、電気供給と同時に海水淡水化、地域暖房供給、工業用熱供給など複数の用途がある。