中国国家重点研究開発計画の固体水素貯蔵開発プロジェクトがこのほど、広東省広州市と雲南省昆明市で同時系統接続を実現した。太陽光発電を利用して固体水素エネルギーを作り、電力システムに応用したのは、同プロジェクトが中国で初めてで、再生可能エネルギーによる大規模水素製造の推進と、新型電力システムの構築加速にとって重要な意義を持つ。人民日報が伝えた。
広州市南沙区小虎島にある広州電力供給局電気水素スマートエネルギーステーションには、容量の異なる7基の固体水素貯蔵装置があり、水素ガス90kgが貯蔵できる。南方電網雲南電網公司は、液体と固体の水素貯蔵を一体化させた水素エネルギーの製造・貯蔵・使用総合モデル拠点を完成させた。
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