4月22日は「アースデイ」。環境問題について考える日として、1970年に始まり、今年で54回目を迎えた。中国はここ数年、生態系回復の強化を続けており、目に見える成果を挙げている。中央テレビニュースが報じた。
中国国家航天局の最新データによると、軌道上を運行する重さ300キロ以上の中国の人工衛星は300基以上あり、世界で2番目に多い。軌道上を運行するリモートセンシング衛星は200基以上で、解像度16メートルの衛星データが24時間世界をカバーし、解像度2メートルの光学衛星が1日に1度、地球を周回する。また、解像度1メートルの合成開口レーダー(SAR)が世界の任意の地域を5時間に1度、周回している。国家航天局が昨年立ち上げた国家リモートセンシングデータ・応用サービスプラットフォームを使うと、過去10年間の中国のリモートセンシングデータを確認、利用することができる。
農業や自然資源、生態環境、水利、林業・草原などの業界では、モデル応用から主体業務サービスでの利用へと変化している。また、災害などの緊急事態が発生した際、リモートセンシング衛星の画像データを通じて、被災地の状況が確認できるようになっている。