中国では現在、水素ステーションの数が徐々に増加し、多くのガソリンスタンドでも水素充填業務を行うようになり、中国の「水素エネルギー回廊」が姿を現しつつある。長江デルタ地域の中核エリアでは、ガソリンスタンドと水素ステーションを兼ねた合同ステーションが稼働しており、水素エネルギーで走る物流車両やバス、オンライン配車車両などに毎日、水素充填サービスを提供している。
これまでに中国で建設された水素ステーションは350カ所余りで、世界全体の約40%を占めており、国・地域別で世界トップとなっている。