中国の国家重要科学技術インフラである高標高宇宙線観測ステーション「拉索(LHAASO)」が10日、国の検収に合格した。宇宙線の起源という「世紀の謎」の解明に向け、全面的な科学研究が始まったことを意味する。
検収委員会によると、「拉索」は特定地域の4410メートルという優れた高標高条件と先進技術の優位性を最大限に活用。世界で最も感度の高い超高エネルギーガンマ線検出器と極高エネルギーガンマ線源掃天望遠鏡、エネルギーカバー範囲が最も広い超高エネルギー宇宙線複合式立体測定システムになった。