中国広西チワン族自治区東部でこのほど、大型トラック用スーパー充電スタンド3カ所が完成し、操業開始した。同自治区初の電動大型トラックスーパー充電回廊となり、大型トラックの充電施設不足、充電効率の悪さ、充電時間の長さといった問題を効果的に緩和する。回廊の総延長は約180キロ。稼働した3カ所はそれぞれ賀州市八歩区、梧州市蒼梧県沙頭鎮、同県旺甫鎮に位置し、最高出力は360キロワット(kW)に達する。人民日報が伝えた。
南方電網は4月末現在、同自治区で充電スタンド2677カ所と公共充電ポール1万5000基を設置し、すべての区・郷・鎮をカバーした。今後は自治区の状況に基づき、大出力スーパー充電スタンドや電動大型トラックバッテリー交換ステーションを増やし、電力網、交通網、エネルギー網、輸送網、サービス網などのマルチネットワークの革新的融合を推進し、現代的エネルギー交通産業体制の構築に貢献する。