中国国家鉱山安全監察局の黄錦生局長は8日、国内の炭鉱スマート化採掘作業場が1300カ所以上、スマート化作業場を持つ炭鉱が694カ所となり、生産能力が年間21億トンになったと明らかにした。新華社が伝えた。
炭鉱のスマート化は、鉱山の安全生産レベルを高める重要措置となる。
黄氏は「スマート化の総投資額は2000億元（1元＝約20円）近くになり、すでに完了した投資額は1000億元を超える。現場で導入されている炭鉱ロボットは31種1000台（セット）で、自動運転車約300台が30カ所余りの露天掘炭鉱で試験運用されている。石炭以外の鉱山228カ所で、破砕や輸送、給水・排水、オンラインモニタリング・監視、検討・判断などのスマート化を実現している」と述べた。