中国国家エネルギー局は20日、今年1~5月の全国電力工業統計データを発表した。1~5月の全国累計発電設備容量は前年同期比10.3%増の約26億7000万キロワット(kW)で、太陽光が38.4%増の約4億5000万kW、風力が12.7%増の約3億8000万kWだった。人民網が伝えた。
1~5月の全国発電設備累計平均利用時間は前年同期比32時間減の1430時間で、水力発電が294時間減の967時間、太陽光発電が28時間減の535時間、風力発電が105時間増の1081時間だった。火力発電は45時間増の1765時間、原子力発電は41時間増の3122時間だった。
1~5月における全国主要発電企業の電源プロジェクトの実行済み投資額は前年同期比62.5%増の2389億元(1元=約20円)で、太陽光が140.3%増の982億元、原子力発電が66.5%増の269億元だった。また電力網プロジェクトの実行済み投資額は10.8%増の1400億元だった。