2023年06月26日-06月30日
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半潜水型養殖プラットフォーム「寧徳1号」、目的海域へ

2023年06月30日

 中国最大の深海半潜水型養殖プラットフォーム「寧徳1号」が27日にタグボートに曳航され、目的地である福建省寧徳市霞浦県四礵列島海域に向かった。人民網が伝えた。

「寧徳1号」は全長120メートル、幅56メートル、全体の高さ12.5メートル、最大高度32メートルで、養殖総容積は6万5000立方メートル。バスケットコート16面分の「スーパー養殖用ケージ」となっている。長方形構造で、8つの養殖エリアに分かれており、昇降可能で台風に強く、赤潮が回避でき、年間生産高は1億元(1元=約20円)以上に達する。中国船級社(CCS)に初めて登録された半潜水型フルフレーム深海養殖プラットフォームで、全体が潜水することで風速56.1~61.3メートルの強風にも耐えられる。

 また、スマート管理・モニタリングシステムにより、自動餌やりシステム、水中照明システム、酸素補給システム、魚捕獲システム、動画監視システム、水質モニタリングシステム、環境モニタリングシステム、ケージ移動警報システム、風力・太陽光相互補完発電システム、ケージ洗浄ロボットなどを搭載。デジタルテクノロジーが既存産業を活性化している。

「寧徳1号」の設置は、寧徳市が近岸養殖から深海養殖へと前進したことを示している。これは海上養殖のモデル転換・高度化の重要な節目で、海洋総合管理・陸海全体発展の新たなメカニズムの模索にもなる。従来の養殖モデルを改善し、近海養殖環境の問題を解決し、寧徳のフウセイ産業の構造調整を加速させ、経済、社会、生態の総合的効果をさらに高めるのに役立つ。

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