ドイツのミュンヘンに本部がある欧州特許庁（EPO）は4日、中国企業、寧徳時代の首席科学者である呉凱氏とそのチームが、2023年の「欧州発明家賞」（「非欧州特許庁加盟国賞」部門）を授与されたと発表した。中国青年網が伝えた。
同庁のウェブサイトによると、呉氏とそのチームは、トップカバーのついたリチウムイオン電池を開発した。このトップカバーは電池の安全性リスクを下げることができ、電気自動車用電池の爆発や火災のリスクを減らすことができる。
呉氏は「先進的で安全な電池を搭載する電気自動車は現在、より多くの人に受け入れられる持続可能なライフスタイルになりつつあり、世界のエネルギートランスフォーメーションに貢献している。全世界の若手発明家がもっと学び、行動し、聞くことで、人類の福祉のためにより多くの革新的成果を開発することを願う」と語った。
欧州発明家賞は欧州で最も有名なイノベーション賞の一つで、同庁が2006年に創設。現代が直面する課題に対してソリューションを提案する個人とチームの表彰を目的としている。