中国の北斗システム、200以上の国・地域にサービスを提供

2023年07月07日

　中国北京市で5日、北斗3号グローバル衛星測位システム建設表彰会が行われた。同システムが2020年に完成・開通した後、初めて全面的に成果・経験を総括したものとなる。光明日報が伝えた。

　北斗プロジェクトは2年半にわたり、18機のロケットにより30基の衛星を打ち上げた。予定より半年早く、高機能の北斗3号グローバル衛星測位システムを完成させた。

　同システムは世界に公共サービスを提供する重要な時空間インフラだ。建設中は独自イノベーションの発展の道を歩み、衛星測位分野の100以上の重要技術を体系的に確立し、100種以上の宇宙飛行部品を新たに開発。中国の宇宙や電子などの分野の飛躍的発展を力強く牽引した。北斗システムはすでに国の経済・社会発展の各業界・分野で広く応用されている。各業界のモデル転換・高度化と質・効果の向上をサポートし、顕著な経済・社会効果を達成している。国連が認める4大全地球衛星測位システムの一つとして、北斗システムは世界200以上の国・地域のユーザーにサービスを提供し、民間航空、海事、捜索救助などの分野で国際的義務を積極的に果たしている。

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