2023年07月10日-07月14日
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渤海初の1千億立方メートル大型ガス田最大のモジュールが船積み

2023年07月12日

 中国山東省の青島西海岸新区海西湾で10日、「渤中19-6」コンデンセート田第1期プロジェクト中心プラットフォームの船積みが行われた。渤海西部海域に向かい、海上設置・合同調整の段階に入る。これは渤海湾初の1000億立方メートル大型ガス田建設の重要な進展を示しており、国のエネルギー安全保障とエネルギー構造の最適化にとって重要な意義を持つ。科技日報が伝えた。

「渤中19-6」コンデンセート田は渤海中部海域に位置し、同省浜州市から約84キロ離れている。エリアの平均水深は約22.4メートルで、中国東部地域初の1000億立方メートル級コンデンセート田となる。これまで確認された天然ガスの地質的埋蔵量は2000億立方メートル以上で、コンデンセートの地質的埋蔵量は2億立方メートルを上回る。

 今回船積みされた中心処理プラットフォームは高さ32メートル、長さ65メートル、幅56メートルで、投影面積は標準的なバスケットコート約9面分に相当する。120人が同時に作業できる生活棟が配備され、生産、生活、生態機能を一体化した8脚多機能総合海洋油ガスプラットフォームとなる。総重量は1万2000トン余りで、乗用車1万台分に相当し、1期プロジェクトの中で最大のモジュールとなる。

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