中国四川省成都市の城北体育館で7月29日に行われた第31回FISUワールドユニバーシティゲームズ(成都ユニバ)の武術・男子長拳の表彰式で、表彰式ロボット「蓉宝(ロンバオ)」が登場して注目を集めた。
トレイにメダルと大会公式マスコット「蓉宝」をのせ、選手の前に移動し、選手がメダルを受け取ると、自動で元の位置に戻る。このロボット『蓉宝』は成都睿楽達ロボット科技が独自開発した双眼視覚高精度ナビゲーションシャシーコア技術を搭載。高分解能マップを内蔵し、柔軟な障害物回避技能と複雑な障害物検出技能を身につけている。設定されたポジションとルートに基づき、正確かつ効率的にメダルや賞品などを指定位置に送り届け、選手に賞を授与できるようになっている。