中国新疆電網の今年の新規新エネルギー設備容量が1011万7000キロワット（kW）に達し、1000万kWの大台を超え、系統接続規模で西北部トップとなった。中国新聞網が伝えた。
新疆ウイグル自治区は資源埋蔵量が多く、良好な開発条件があるため、新エネルギーの発展を促し、国の「ダブルカーボン」目標に取り組む上で恵まれた優位性がある。新疆電網の新エネルギー系統接続設備容量は現在、昨年同期（89万2900kW）の11.3倍、昨年通年（404万2000kW）の2.5倍に達している。うち風力発電は374万7000kW、太陽光発電は637万kWだった。新疆電網の累計新エネルギー設備容量は5089万kWで、電力網全体の総発電設備容量の41％を占めている。
予測によると、2025年に新疆の新エネルギー系統接続設備容量は1億1600万kW以上に達する。風力・太陽光発電の設備容量は今後、新疆の新規設備容量の主要な構成部分となり、中国全土のエネルギー安全保障に力強い支援を提供する。