中国湖北省襄陽市黄集鎮陶家村に建設された華中農業大学スマート農業モデル拠点では、生産量が多く栄養価の高いトウモロコシ品種を育成するために、5Gスマート技術による無人化と少人数化を行い、トウモロコシの育種・品種選択の効率を大幅に高めている。新華網が伝えた。
同村は中国の南北地域の境界に位置し、気候環境が多様で、トウモロコシの育種に非常に有利となっている。ドローンがトウモロコシ品種の上空を飛行すると、数時間以内に株の高さ、着果数、生育状況などのパラメーターが仮想3Dモデル内に記録されるようになる。
華中農業大学の張健教授によると、スマート農業では主にドローンや地上レーザーレーダー、センサー検出技術を使い、すべてのエリアの苗の数、発芽率、均等度の統計を取り、葉の葉緑体の含有量や窒素栄養状況などを調査するという。