中国国家市場監督管理総局は8日、国家標準化管理委員会、国家発展・改革委員会、工業・情報化部(省)、生態環境部、応急管理部、国家エネルギー局などの部門がこのほど「水素エネルギー産業標準体系建設ガイドライン(2023年版)」を発表したと明らかにした。水素エネルギー産業の発展に関する政策を実行に移し、発展における標準の規範的・牽引的役割を発揮させる。人民日報が伝えた。
水素エネルギーは多様な資源から作られ、グリーン低炭素で、幅広い応用範囲を持つ。低炭素で安全かつ効率的なエネルギー体制の構築や、二酸化炭素排出量ピークアウトとカーボンニュートラルの目標達成に対して重要な意義を持つ。ガイドラインは水素エネルギーの製造、貯蔵、輸送、使用の全産業チェーンにおける標準を体系的に構築し、基礎・安全、水素製造、貯蔵・輸送、充填、水素エネルギー応用の5分野をカバーしている。
ガイドラインでは標準制定・修正作業の重要性を提示。過去3年間の国内・国際水素エネルギー標準化作業における重点タスクを明確にし、コア標準の研究・制定行動と国際標準化の向上行動という「二つの行動」を展開する上で、実施する関連措置を打ち出している。