2023年08月14日-08月18日
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耐氷能力最大規模の多目的パルプ船が引き渡し

2023年08月15日

 中遠海運重工傘下の大連中遠海運重工が招銀金融租賃有限公司のために建造した6万8000トン多目的パルプ船シリーズの2号船「Green Kotka」が8日、中国遼寧省大連市で命名され、引き渡された。同船は中国国内で建造され、引き渡された最大規模のアイスクラス(耐氷能力)を持つ多目的パルプ船となる。中国新聞網が伝えた。

 同シリーズ1号船の「GREEN KEMI」は今年7月に命名され、引き渡された。初航行で中国新エネルギー車輸出専門チームのイベントに参加した後、現在はブラジル行きの航路で航行している。今回引き渡された2号船は貨物を積載後、ビクトリア港に向かう予定となっている。

 同シリーズ船は極地航行機能を備えており、開けた水域の氷の厚さ80センチメートル未満の海面を航行できる。甲板にはデッキクレーンが4台設置され、長くて重い大型設備の積載ニーズを満たす。パルプ、ばら荷、コンテナのほか、高速鉄道車両、風力発電設備、新エネ車、大型機械設備、超長・超重鋼管杭構造などが積載できる。

 新エネ車の輸送安全を確保するため、同シリーズ船には温度検査・早期警戒システムが追加された。また、船舶汚染防止に関する国際条約の最も厳しい要求を満たし、中国船級社(CCS)の環境船舶基準に達している。

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