中国湖北省の武漢市中心医院楊春湖エリアが9日、開業した。科技日報が伝えた。
同エリアは湖北省で初めて「倉庫・配薬一体化」スマート薬局を持ち、箱詰め医薬品高速配薬装置、全自動内服薬服用量小分け装置、静脈薬調合一体装置、点滴仕分け装置が導入された。医薬品の入出庫から、伝送、患者への配布に至るプロセス全体がペーパーレスで自動化されている。
エリア内の外来薬局では、医薬品補充・配薬システムの全自動ロボットアームが高速で動いていた。患者が代金を支払うと処方箋が薬局に送られ、薬局に行くとすぐに薬を受け取ることができる。これにより「人が薬を待つ」から「薬が人を待つ」へと変わるようになった。
同エリアは総床面積23万平方メートルで、病床数は1000床。平時と感染拡大時における「デジタルツイン病院」の構築を目標に、リモート診察・受診などの各方面の情報化サービスを実現している。
スマート管理の面では、デジタル化運営指揮センターが構築され、職員はここで病院の動的な運営状況を把握できるようになった。病院の施設・設備から電力、ガス、水、冷熱源などのエネルギーデータまで、すべてがディスプレイで統一的に管理され、ワンタッチで指揮できる。また、ワイヤレスIoT(モノのインターネット)技術の活用により、荷物の無人輸送やロボットによる配膳などのサービスも実現している。「デジタルツイン病院」によって管理レベルが高まっただけでなく、患者の受診体験もより快適になった。