中交第二航務工程局有限公司が建設を請け負った湖北省の完全埋設型地下再生水処理施設である武漢長江新区諶家磯再生水処理施設が17日、完成した。周辺の汚水パイプラインが完成した後に稼働する。科技日報が伝えた。
プロジェクトは敷地面積約6万7000平方メートルで、地下に二層の構造を持つ完全埋設型の施設となっており、水処理施設はすべて地中にある。その上部は「科学教育公園」になる予定で、完成後の再生水処理能力は1日当たり7万5000トン、2035年には15万トン規模に達する見込みとなっている。
プロジェクトは中国で先進的な膜分離活性汚泥法(MBR)の処理技術を採用。同技術は水質の良さやプロセスの短さ、容積負荷の高さ、敷地面積や汚泥排出量の少なさなどのメリットがある。出水基準は「地表水4類」で、公園の散水や清掃、車両の洗浄、景観への補給、大型消防水槽の給水などに直接使用できる。
