2023年08月28日-08月31日
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超深水海域での海中パイプライン洗浄作業が完了

2023年08月28日

 超深水大型ガス田「深海1号」で、生産開始後初の水中パイプライン洗浄作業が行われた。中国で超深水海域における水中パイプラインの洗浄作業が行われたのは今回が初めてで、超深水ガス田生産・運営メンテナンス技術体制の整備と、効率的な深水油ガス田開発に向けた技術の蓄積にとってプラスとなる。中央テレビ網が伝えた。

「深海1号」は「超深水水中生産システム+半潜水式生産プラットフォーム」モデルで海洋天然ガス資源を開発し、水深1500メートルの地点に水中生産システムを設置し、海中パイプラインにより水面・水中生産施設と繋がっている。

 海中パイプラインは「海上油ガス田の血管」と呼ばれ、長期的な海洋油ガスの輸送において「血栓」のような詰まりや「プラーク」、腐食といった問題が生じる可能性がある。この際、パイプライン内に洗浄用ピグを発射することで洗浄作業を行う。

「深海1号」はこの海中パイプライン洗浄装置を3セット配備し、ガス田内部生産施設と外部輸送の両パイプラインの洗浄作業に利用している。今回は内部生産施設の海中パイプラインの洗浄が行われ、洗浄の総距離は100キロを超えた。

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