中国福建省福州市で27日、地下鉄4号線の営業運転が始まった。同線は福建省初の全自動運転地下鉄路線となる。中国新聞網が伝えた。
福州地下鉄4号線は国際的な鉄道自動運転レベルで最も高い「GoA4」の全自動運転技術を採用。自動スリープモード起動・解除、自動停発車、ドアの自動開閉・ホームドアとの連動、自動列車点検、自動洗車などの機能を実現した。最高運転速度は時速80キロで、1編成の定員は最大2062人となっている。
中車唐山公司福州地鉄4号線列車設計マネージャーの李宝泉氏は「列車は完全な自動運転システムを構築しており、安全で効率的な運転を実現した」と説明した。