中国チベット自治区気象局は26日、2018年8月に「チベット自治区人民政府と中国気象局によるチベット気象現代化の質の高い発展推進協力協定」が署名されてから、同自治区の気象の発展に大きな進展があり、総合的な気象観測能力が大幅に向上したと明らかにした。自治区内の各種気象観測所は2018年の289カ所から約3.9倍の1126カ所に、気象レーダーは4基から14基にそれぞれ増加し、26基のマルチソース衛星データを常に受信している。中国新聞網が伝えた。
チベット自治区気象局の関係者は「気象部門が観測所ネットワークの構成を絶えず最適化し、チャンタン(羌塘)自然保護区や高原の典型的な氷河エリア、川の源流地域で観測の空白を埋めた。地上観測を中心として、リモートセンシング観測でフルカバーする地上・上空・宇宙一体化観測構造がほぼ形成された。正式に稼働した『天擎』プラットフォームは、地上や高空などの130種のデータをオンラインで提供し、精密なサービスを実現するために力強い情報データサポートを提供している」と述べた。
同自治区では気象予報の予測能力が大幅に向上した。現在はチベット地域で3キロ範囲、重点エリアで1キロ範囲の毎時間更新のスマートグリッド予報業務が行われ、観測所での予報からグリッド予報への転換が実現した。24時間の天気予報の精度が83%以上となり、豪雪の早期警報は精度が95%に達した。活発な対流活動の早期警戒時間が30分前になり、重点都市では40分前に早まった。
衛星リモートセンシング応用能力も徐々に向上している。チベットでは2カ所の風雲衛星地上直接受信局を建設し、風雲シリーズ衛星のデータのリアルタイム受信・処理を実現した。構築した高分解能データワンストップサービスプラットフォームや精密な森林火災遠隔監視プラットフォーム、湖沼や植生など6種の生態モニタリング定期報告は、重要プロジェクトと高原気候ガバナンスに政策決定の根拠を提供している。
