中国北京市科学技術委員会と中関村管理委員会によると、雄安新区中関村サイエンスパークが8月30日に発足した。科技日報が伝えた。
同パークの運営者である中関村発展集団の宣鴻総経理によると、雄安新区中関村サイエンスパークは産業発展計画の先行実施を堅持して発展を推進し、産業診断や産業チェーン分析、産業モニタリング評価を行い、サービスの需要と的確にマッチングさせ、中関村企業が新技術、新製品、新サービスなどの各種イノベーション要素において、雄安新区で産業化できるよう推進する。そして雄安新区の特色を持つイノベーションエコシステムを構築し、イノベーションの開花を目指す。
同パークは現在、次世代情報技術産業に焦点を当て、新華三や360、中科星図などのリーディングカンパニーや眼神科技、国電高科、東方雨虹などのイノベーション企業など、優良企業20社と入居意向を取りまとめている。発足当日、中関村発展集団は、中関村サービス集積機関11社を同パークに入居させた。入居企業に対して金融やテクノロジー、設計、知的財産権、資産管理などの全面的なサービスを提供し、中関村における独自イノベーション経験を雄安新区に転化させていく。今後は宇宙情報やスマートコネクテッド、情報技術応用イノベーション、人工知能などの分野でイノベーション企業の入居を誘致する。