中国内モンゴル自治区包頭市でこのほど、鴻雁人材プロジェクトマッチング及び成果実用化推進会が行われた。自治区の重点産業や重要分野の人材協力、成果実用化などに関する20数件のプロジェクトが現場で締結された。人民網が伝えた。
今回契約が締結されたプロジェクトは内蒙古科技大学と中国環境科学研究院による黄河流域内モンゴル区間農地汚染対策・非在来型水回収利用人材育成・技術研究プロジェクトや、包頭装備製造産業パークと江蘇水素港新エネルギー科技有限公司の水素エネルギー設備スマート製造プロジェクトなどで、生態環境保護、新エネルギー、新材料、現代農業・牧畜業などの重点分野や人的資源サービスプラットフォーム、博士活動ステーションなどの協力と関わるものとなっている。
内蒙古科技大学副教授で、給排水科学・工程学部主任の王志超氏は「当大学は3年近くにわたり、中国環境科学研究院と共同で5人の修士大学院生を育成した。今回の協力は人材育成をさらに強化するとともに、黄河流域内モンゴル区間の河套灌区や烏梁素海などで農地由来汚染対策・非在来型水回収利用の共同科学技術研究開発とモデル応用を行う。中国内外のより多くの専門家をプロジェクトに招き、全面的かつ深いレベルで人材育成と科学技術イノベーションのブレイクスルーを実現したい」と述べた。
「内蒙古科技大学」