百度の「文心一言」、ショート動画共有アプリ「抖音」の「雲雀」大規模言語モデル、中国科学院の「紫東太初」大規模言語モデルなど、中国のテック企業や科学研究機関が独自開発した人工知能(AI)大規模言語モデル8種が8月31日、一般向けにリリースされた。新華社が伝えた。
業界内では、これにより中国のAI大規模言語モデルがデータ規模や応用空間、技術アップグレードの面でさらなる発展の機会を得ると見ている。
百度や字節跳動(バイトダンス)、商湯、百川智能など、11企業・機関の大規模言語モデルがこのほど、第1期採用リストに入った。一般リリースが発表された8モデル以外の3モデルも、時期を見て一般リリースされる見込みだ。
百度の創業者である李彦宏董事長兼CEOは「数億人のネットユーザー向けに『文心一言』のサービスがリリースされれば、より多くのフィードバックが取得できる。これはモデルのさらなる改良と製品のよりスムーズなアップグレードを促し、ユーザー体験をより優れたものにできる。中国のAI企業は強みを発揮し、応用シーンをさらに模索し、応用エコシステムを構築するべきだ」と語った。